PyAutoGUIで操作できる画面のサイズを知りたい


概要



pyautogui.size()

で画面の縦の長さと横の長さを出すことができる。
この値は画面の横の長さと縦の長さのタプルなので

横長さは

pyautogui.size()[0]

縦の長さは

pyautogui.size()[1]

で出せる。


import pyautogui

pyautogui.PAUSE = 0.5
pyautogui.FAILSAFE = True

position = pyautogui.size()

print(position)
print(position[0],position[1])

pyautoguiをインポートせよ

pyautoguiの命令実行間隔を0.5秒にせよ
pyautoguiのカーソル左上による自動化中断を有効にせよ

変数positionに画面のサイズの縦と横の長さを入れよ

positionを出力せよ
positionタプルの1番目(横の長さ)と2番目(縦の長さ)を出せ

出力


Size(width=1920, height=1080)
1920 1080

説明


ここで出した横の長さと縦の長さは解像度という単位で
画面上で表せる最も小さな単位。

画面上の位置を示すのに、PyAutoGUIでは

画面の一番左上のXY座標を(0,0)とし
もっとも右下を()画面の横の長さ,縦の長さ)

となっている。

Y座標は画面の上端が0で下端が最大値
X座標は左端が0、右端が最大値

画面の位置を知りたかったら
この式を使って出せばいい。

そして画面の位置にマウスカーソルなどを
自動で動かす処理など作ることができる。

間違えやすい問題


なおこのコードでは出ていないが
デュアルビューなどでモニタを2画面以上使っているようなときは
それも含めて座標の指定が可能なようである。

たとえば1920×1080のモニタを2つ使って
2画面でパソコンを使っているような場合
positionは1920,1080としか出ていないが
実際はX座標は3840まで使えるようだ。